桜のこと
桜といえば僕の実家のある町では道沿いや土手にはかなりの本数の桜があり、隣町は桜の名所100選にも選ばれているほどで、パッとしない地元でしたが小さい頃から桜が身近にありました。
その桜の中でも実家の三刀屋町にある「御衣黄（ぎょいこう）」という緑色の花を咲かせる珍しい桜はけっこう有名でした、手元に写真がないのが残念ですが淡い黄緑色の桜です。
全国でも珍しいらしく島根県では三刀屋にしかなく地元でも「三刀屋の桜=御衣黄」みたいなイメージがあるくらいでした。
地元民の間では「地味」「本数が少ないからわかりにくい」「開花時期がソメイヨシノとずれているから映えない」とか割と酷評が多かった気がしますが、毎年必ず見れるうえにソメイヨシノの本数も多いからそう思うのかもしれません。
自分の学生の頃は桜が身近すぎてそこまで桜を意識していなかったです。
家の部屋から外を見れば桜、通学・通勤時の道沿いにも桜、土手で犬の散歩をしていても桜、今思えばかなり贅沢だったと思います。今住んでいる町では身近なところに桜は全くないので季節、特に春を感じることが少ないです。
先日スーパーで買い物をしていたらレジのおじさんが「花見にはもういったの？今からでも行ったほうがいいよ、満開だよ〜」と言っていたので平日はさすがに無理でも週末あたりにでも見に行きたいです。
写真は昨年の桜です。
